MFクラウド会計、MFクラウド確定申告を使い始める際に、
各種設定のうち、事業所の基本設定を行います。
(会社名や担当者名を入力したり、業種区分にチェックを入れたりする。)
この事業所の基本設定の中で、
「製造原価科目の利用」にチェックを入れるところがあります。
(基本設定の真ん中くらい)
製造業を営まれている場合は、ここにチェックを入れることは問題ないですが、
該当しない場合は、チェックは入れないように注意しましょう。
誤ってチェックを入れてしまって、「設定を保存」ボタンをクリックしてしまうと、
修正ができなくなってしまいます。
(後からチェックを外せなくなってしまいます。)
わたしはこれをやらかしてしまいました。(-_-)
いったんチェックを入れて保存してしまうと、
「利用する」のチェックの部分が薄くなり、
修正ができない状態になったことがわかります。
また、少しネットで調べてみましたが、
MFクラウドのサイトでも、1度チェックして保存してしまうと
元には戻れない旨が書かれていました。
「製造勘定」を使わなかったらいいのでは!?
と思い、勘定科目の設定のところで、製造関連の勘定科目は
全て消去しました。
これで誤って、製造科目を使うことはなく大丈夫・・と思いましたが、
残高試算表の末尾の部分で、製造関係のいらない項目が数行に渡り
表記されていました。
これを見たとたんに、
お客さまにこの状態でご利用いただくワケにはいかない・・と思いました。
(商品としてお渡しできない・・)
プロダクトキーの補充をしてくれた
MFクラウドに連絡をしてみると、
別のプロダクトキーを補充するので、
新たに事業所を設定しなおして、
データ移行をし、元の分は削除するように、
とのアドバイスをいただきました。
なお、プロダクトキーの補充は無料で対応いただきました。
(元々のプロダクトキーは使って間もなかった。)
ちなみに、プロダクトキー以外の方法で
利用されている場合は、
どのような応急処置になるかはちょっと分りません。。
(すみません。)
しかし、ここでまたまたやらかしました(-_-)
新しく補充いただいたプロダクトキーで、
早速、新しい事業所を作成しました。
慎重に処理をし、今度は無事に製造業ではない状態で完了☆
後は、元の事業所からデータ移行するだけです。
しかし、元の事業所のMFクラウドが、いつの間にか
「無料プラン」に変わっていて、データ移行のエクスポートができない
状態に変わってしまっていたのです。。
エクスポートしようとすると、
「有料プランに切り替えてね」のようなメッセージが出てきました。
もしかすると、ほかにデータ移行できる良い方法があったのかもしれませんが、
元々のデータの仕訳数がまだ少なかったこともあり、
1からエクセルでデータを作成することにしました。
あれやこれやとデータ移行について調べるよりも、
ええい!と1から処理した方が早い。。と諦めました(-_-)
(元々のデータをPDF出力して、それをエクセルに打ち込んだ。。)
エクセルデータは20分くらいで完成して、
それを新しい事業所にインポートしました。
最後、元々の事業所の試算表と新しい事業所の試算表が一致しているのを確認。
なんとか無事にキレイな状態にすることができました。
まとめ
MFクラウド会計、MFクラウド確定申告を使う場合で、
製造業でない場合、
事業所の基本設定で、「製造原価科目の利用」にはチェックを入れないように
注意しましょう。
もし、やってしまった場合、
MFクラウド側にSOSを出したら
「プロダクトキーの補充」という対応をしてくれる場合があります。
この場合、新しい事業所を作る前に、
前の事業所のデータを先にエクセルで取っておくようにしましょう。
(先に新しい事業所を作ってしまうと、前の事業所が無料プランに変わってしまい、
移行のデータが作れなくなってしまうため。)
☆★☆ 編集後記 ☆★☆
小規模企業共済の加入手続きで、
訂正印鑑が無かったために、
金融機関の窓口で門前払いに(T_T)
三菱東京UFJ銀行が、4/1から
三菱UFJ銀行に改名したことに気付かなかったのが原因です。
(書類を書いたのは3月だった。。)
小規模企業共済の加入手続きは、
紙提出のみ(ネット申込み無し)
しかも、
金融機関等の窓口提出のみ(郵送不可)
節税効果等の恩恵は大きいですが、
加入手続きはなかなか厳しいです(>_<)
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