こんにちは。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

今日はとても暖かかったですね。

事務所から見える生駒山も少しずつ茶色から緑色に変わってきました。

 

マイペース、というと空気を読まずに気ままに行動をする、という

ネガティブなイメージも少なからずありますよね。

確かに、周りに迷惑をかけるようなマイペースはダメだと思います。

しかし、周りに迷惑にならずに、自分にとってプラスに働くようなマイペースは

楽しく人生を謳歌するうえで大事なことだと思います。

 

税理士受験生時代は仕事帰りに通学で勉強していましたが、

WEB通信にもかなりお世話になりました。

とくに、法人税と相続税の2科目を同時に勉強していた時代は、

一時期仕事を辞めて勉強に専念をし、ほぼ専門学校には行かずに、

自宅でWEBで勉強していました。

 

子どもが学校に行っている間に勉強をしたいから、電車に乗る時間を節約できる、

電車に乗る交通費を節約できる、

 

というメリットがあったためですが、

実際に自宅で勉強を始めてみると、このWEB通信がマイペースな私にはぴったりでした。

学校の授業だと自分の理解にかかわらずどんどん進んでいきますし、

休憩時間も決まっていますが、

WEB通信を利用していたときは、しょっちゅう「一時停止」をして、

講師の言ったことをテキストや理論マスターの余白に書き込んだり、

過去の論点のテキストに戻って再確認したりしてました。

その結果、WEBを見終えるころは、ゆうに3時間を超えていることも多々ありましたが、

「きっちり理解できた」と授業を終えることができました。

また、疲れたり飽きてきたりしたら、やはりいつでも「一時停止」をして

洗い物をしたり、ベランダで洗濯物を干したりしていました。

学校で授業を受けていたときは、お恥ずかしながら、

途中で飽きてきたり、疲れてたりすると、ふと別のことが頭に浮かんだり、ボーっとしたり

また授業が終わったときに、

「ちょっとよくわからないところがあった・・家で復習がんばらないと。」

と思うこともありました。

なのでマイペースで授業をすすめられるWEB通信はわたしにぴったりでした。

 

どこの事務所でも、雇われている限り、

仮に気の進まない仕事を割り当てられても「イヤ」とは言いにくいものでしょう。

周りの職員もおとなしく従っている以上、従わなければ即、異端児の称号を与えられ

「ヤル気がない」と評価されるかもしれませんし、

「○○君は～なのに、それに比べて・・」と他の職員と比べられ嫌みを言われるかもしれません。

 

雇われの時は暗黙のルールを破り、自分の考えを主張することは、なかなか困難なものでかもしれません。

 

その点独立すると、

自分のペースで仕事をすることが可能です。

気のすすまない仕事であればお受けしないということもできます。

仕事をお断りするような偉そうなことを言える身分ではありませんし、

食べていくためにはお金になることには食らいついていく必要もあるかもしれませんが、

自分の気の進まない仕事、イヤな仕事に囲まれていては

やはり良いパフォーマンスはできないと思います。

 

少し前に面談をしたお客様は

「こちらの言うことは何でも聞いていただきたい、税金は1円でも安くしたい、

法律スレスレで節税策を考えていただきたい。」とのご要望をおっしゃいました。

もちろん税理士である以上は、複数の方法があれば1番有利な方法を選択したり、

お客様にご提案し、選択いただきます。

しかしお客様が誤ったことを指示した場合、言いなりになる訳にはいきません。

税理士はあくまでも納税者と国税側の間の独立した公正な立場、中立な立場であると考えています。

お客様を守りたいと考え仕事をしている以上、やはり言いなりばかりにはなれません。

このお客様とはその日限りとなりました。

無茶ぶりがヒドそうなお客様には良い仕事をさせていただくのは難しいと思いますのでしかたがないと思います。

 

また独立すると子どもの学校行事や病院などのときに、

いちいち「お休みをいただけますでしょうか？」とお願いしなくても済むということです。

行事や病院が終わってからいつでも仕事に取りかかることができます。

もし子どもが小さいご家庭の場合は、

子どもが保育所に行っている間や寝ている間に集中することができます。

税理士の仕事でマイペースで仕事ができる独立開業は、

子育てや家庭も大事にしながら仕事も頑張りたい女性に向いている生き方だと思います。

 

＜編集後記＞

あたたかくなってきたのもありダイエットを始めました。

とりあえずスイーツを我慢しております。

スイーツを断って3日ですが、今朝の体重測定で1キロ減っておりました☆